立憲野党の衆議院憲法審査会委員への励ましのFAX行動について

全労連の憲法審査会委員要請の取り組みを紹介します。(11月14日)

 

 連日のご奮闘に敬意を表します。
 ご承知のとおり、安倍首相は、「必ずや憲法改正を成し遂げる」「衆参両院で第一党の自民党が憲法審査会で強いリーダーシップを発揮すべきだ」などと述べ、改憲への執念を示しています。また、自民党森山国会対策委員長は、継続審議となっている与党提出の改憲手続法改正案について「何としても憲法審査会で審議し、結論を出してもらいたいと強く思う」などと発言しています。
 自民党は、憲法審査会で、改憲手続法改正案を成立させた後に、自民党4項目改憲案を「提示」し、その審議に突入することを狙っています。衆議院憲法審査会の定例日は木曜日。今臨時国会での木曜日はあと3回です。きわめて緊迫した情勢となっています。
 一部マスコミを中心に、「野党は、憲法の議論を避けるべきではない」などとするまやかしのキャンペーンが張られています。しかし、今、安易に憲法審査会を開催して、改憲手続法を成立させ、自由討議を許すことは、安倍改憲を前に進めることに手を貸すことになりかねません。総がかり行動実行委員会は10月18日に声明を発表し、「安倍改憲のための憲法審査会の始動を許してはならない」と訴えています。
 立憲野党は、「憲法審査会で安倍改憲案の提示を絶対に許さない」の立場で奮闘しています。7日・14日の憲法審査会でも、立憲野党の委員の皆さんは、「国民は改憲を望んでいない」「憲法尊重擁護義務を負っている国会議員が改憲論議を主導するべきではない。」などと正当な主張を展開しています。
 立憲野党の審査会委員に、「改憲議論を進めさせない」という立場で奮闘していただくために、励ましのFAXを送りましょう。
 添付の文案を参考にして、FAX名簿を活用し、緊急の行動に積極的にご参加いただきますようお願いします。

以上

 

▼全労連サイト
http://www.zenroren.gr.jp/jp/kenpo/index.html#05

 

▼立憲野党憲法審査会委員要請書ひな形(立憲野党の衆議院憲法審査会委員への励ましのFAX行動)
(PDF) →https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2019/11/201911_yousei-hinagata.pdf
(Word)→https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2019/11/201911_yousei-hinagata.docx

 

▼衆議院憲法審査会委員名簿(立憲野党)
(Excel)→https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2019/11/20191028syugiin_meibo-rikkenyatou.xlsx
(PDF) →https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2019/11/20191028syugiin_meibo-rikkenyatou.pdf
(2019.10.28現在)