兵庫 神戸市9区の地域活動交流会議を開催

◇兵庫県共同センター 神戸市9区の地域活動交流会議を開催
日本社会は“清濁二つの流れ”が対決へ

 コロナ禍による制約下でも、各地域の憲法を生かす活動が続いています。3月6日、神戸市9区の地域活動交流会議が今年始めて開催されました。北区を除いて全区から代表が参加、菅自公政権による“自助・共助・公助の順”でしか考えない実態とたたかう活動が全域でひろがっています。
 津川知久代表は、いま「日本社会は清濁2つの地下水脈が表面にあふれ出てきている」と述べました。それは「公的利益」に偽装した「私的利益」にむらがる大企業と強権政治屋の癒着事態が次々と発生、国民的危機のコロナ対策も後手後手のまま五輪に突入もあり、さらに露骨な女性蔑視の「封建的意識」を骨の髄まで持つネトウヨ政治家たち…、これらに対し国民的怒りがあらゆる分野で広がっている状況を語りました。
 憲法擁護の運動については、2月23日の憲法共同センター・オンライン全国交流集会のもようも含め、?明文改憲を止めるピリオド署名の引き続く取り組み、?憲法を活かすたたかいとして「憲法前文の平和主義をかかげ」「公務員の憲法擁護義務を求め」「個人の尊厳、自由権、生存権」を具体的に広げ、?憲法を守り活かす“力の結集”としてあらゆる共同の前進を、と提起しました。

各区の活動のもよう

 次いで神戸市内各区からの報告では、恒例の定点宣伝活動が続けられ、この日も菅政権ピリオド署名が須磨区82筆、西区65筆、また垂水区から学術会議署名の160筆が提出されました。
 2月28日の長田・共同アクション主催による「松元ヒロ・ソロライブ」はコロナ禍で200人をきちっとおさえる工夫が見事成功、はじめから終了まで笑いと感動につつまれました。こうして区内の市民団体と野党結集で毎回成功してきた活動は次の飛躍へ協議します。同時に新婦人・生健会・9条連絡会・革新懇などが参加する「戦争させない長田の会」恒例の共同宣伝活動を行っています。
 “オール灘区の会”と「灘区革新懇」は毎月交互に灘区全体の活動を月刊ニュースにまとめ区内全域の様々な活動を鼓舞激励しています。諸団体が結集し青空相談会も月1〜2回地域をかえつつ実施、さらにフードバンクも準備中です。区内ターミナルは3・6・9・20・25の日と月5回、主催団体は違っていますが、全団体と市民参加で成功させています。
(憲法改悪ストップ兵庫県共同センター週刊ニュースNO800より)
団体名:兵庫県共同センター